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先日、JEGT2026GPシリーズに参戦する、各チームの陣容が発表された。
4連覇中にほとんど動きのなかった絶対王者#1 QT DIGからの電撃移籍もあり、驚かれたファンの方も少なくないだろう。
また、他チームでも、注目選手やベテラン選手の入れ替えが活発に行われた。
そこで、2025シリーズからのメンバー変更に焦点をあて、加入、離脱選手を一挙に紹介しよう。
JEGTの解説でおなじみのニシケンさんの見解も合わせて、2026シリーズの行方を左右する選手の入れ替えを改めて確認してほしい。
JEGTのGPシリーズに参戦するチームは、毎年選手の補強やチーム間での入れ替えを行っている。
2025シリーズでは、GPシリーズに参戦していた宮園 拓真選手と鈴木 聖弥選手がチャレンジリーグ参戦チームへと移籍し、大きな話題となったことは記憶に新しい。
そして、2026年シーズンも、GPシリーズの勢力図に影響を与えかねない大型移籍があった。
まずは、全チームの移籍選手を一覧表で紹介しよう。
チームと個人を応援してきたファンの方にとって、選手の移籍は寂しい部分もあるだろう。
しかし、NPBやJリーグと同様にプロチームである以上、勝利することが最大の目的であり、ファンの応援に応える唯一の方法だ。
現有戦力の特性を鑑みて、最高のパフォーマンスを発揮できる編成にすることで各チームはストイックにチャンピオン奪取を狙う。
JEGTがeMSリーグとして国内最高峰のレベルを維持し、多くの方に楽しんでいたけるのは、一見シビアにも見える選手の入れ替えがあってこそともいえる。
| チーム名 | 加入選手(前所属チーム) | 離脱選手(移籍先) |
| #1 QT DIG∞ | 小高 侑己(#610 KOSHIDO RACING) 倉橋 勇斗(新人) |
奥本 博志(#6 ZETA DIVISION) 小林 利徠斗(-) |
| #4 EBBRO RACING TEAM | なし | なし |
| #6 ZETA DIVISION | 奥本 博志(#1 QT DIG∞) 佐々木 虎士郎(#127 eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS) |
なし |
| #8 ARTA | 堤口 直斗(#127 eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS) | なし |
| #9 WEINS | 佐々木 唯人(#54 MAZDA SPIRIT RACING with TC CORSE) | 森本 健太(-) |
| #52 KANTOモータースクール SCARZ | 西谷 翔真(#127 eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS) 荒木 祐樹(-) |
山本 英弥(-) 後藤 優介(-) |
| #54 MAZDA SPIRIT RACING with TC CORSE | 岡村 康平(#55 MAZDA E&T METeoRACING チームA) 植木 俊輔(#35 NISSAN × TRUST RACING) |
佐々木 唯人(#9 ウエインズトヨタ神奈川) |
| #101 REIGNITE | 坂本 清尚(#28 姫璽城 VIRTUÀLE) 岩田 和歩(#127 eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS) |
橋間 隼(#610 KOSHIDO RACING) 森山 綜太(-) 角田 心楽(-) 大村 天弓(-) |
| #105 SPK e-SPORT Racing with TC CORSE | 瀬田 凜(#127 eM福岡 エンタテ!区 LEGENDS) | なし |
| #610 KOSHIDO RACING | 橋間 隼(#101 REIGNITE) | 小高 侑己(#1 QT DIG∞) |
選手の移籍で2026シリーズがどうなっていくのか、JEGTの解説でおなじみのニシケンこと西澤 健太氏に見解を聞いてみた。
2026シリーズでは多くのチームで選手の入れ替えがあったが、主要3チームにしぼって紹介していこう。
2026シリーズの選手移籍で大きく注目を集めたのは、奥本 博志選手の移籍だろう。
チームの大黒柱ともいえる存在だったが、新たにGPシリーズに昇格した#6 ZETA DIVISIONに移籍した。
一方で、#610 KOSHIDO RACINGから小高 侑己選手、新規ドライバーの倉橋 勇斗選手が新たに加入。
エースの川上 奏選手を中心に、昨年同様のチーム総合力が維持されるかに注目したい。
GPシリーズ昇格以来、毎年のようにチャンピオン候補に挙げられながら、惜しくもその座を逃している#52 KANTOモータースクール SCARZ。
2026年はチームを支えてきた後藤 優介選手と山本 英弥選手が離脱し、新たに#127 eM福岡 エンタテ!区 LEGENDSから西谷 翔真選手、ベテランドライバーの荒木 祐樹選手が加入した。
とくに、荒木選手は一度認定ドライバー資格が失効したものの、再度JEGT参戦のために取得。
決意をもって、#52 KANTOモータースクール SCARZを優勝に導く。
4連覇中の王者#1 QT DIGから、中心選手の奥本選手を獲得。
さらに、若手期待のドライバー佐々木 虎士郎選手が#127 eM福岡 エンタテ!区 LEGENDSから移籍し、選手層の厚みが大幅に増した。
チャレンジリーグ参戦初年度で昇格を果たし、そのままGPシリーズチャンピオン奪取を狙う構えだ。
ビッグネームの選手移籍をみると、シリーズの行方が決まってしまったかのようにみえる。
しかし、チーム戦で戦うJEGTのGPシリーズは、選手個人の離脱や加入だけでは勝敗の行方はまったくわからない。
選手1人で、全セッションを走るわけではないためだ。
さらに、JEGT、特にGPシリーズに参加する選手たちは、いずれも国内外の大会で名を残してきた選手ばかり。
実力は拮抗しているだけに、采配や勝負のあやで結果がどう転ぶか予想不可能だ。
また、チームとしての成熟度という意味では、メンバーが一切変わらなかった#4 EBBRO RACING TEAMに大きなチャンスが生まれるかも知れない。
移籍や新加入選手だけでなく、既存の所属選手も含めて、JEGTの2026GPシリーズの行方に注目だ。
2026シリーズの開幕戦は、いよいよ約1か月後の7/18に迫ってきた。
昨年に続き、スーパーフォーミュラが開催される富士スピードウェイでの2連戦。
間近にチームの雰囲気や選手の表情を感じられる会場に、ぜひ足を運んでいただきたい。
会場に来ることが難しい方は、JEGT公式YouTubeチャンネルでの生中継を見逃さないようチャンネル登録をしておこう。
Text:渡邉 篤
■【参戦チーム発表】2026 AUTOBACS JEGT Supported by GRAN TURISMO