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グランツーリスモ7を使用する国内最高峰のeMSリーグJEGTは、トップカテゴリのグランプリシリーズが7月18日(土)・19日(日)に2026シーズンの開幕を迎えた。
今季新たに加わったチームのひとつが、2025年のチャレンジリーグで2位となり昇格を果たした#101 REIGNITEだ。
ルーキーチームとしてグランプリシリーズ(以下GPシリーズ)に臨む意気込みやチームの雰囲気を、自らもトップリーグ(現GPシリーズ)でステアリングを握った経験もある監督の草野 貴哉氏がたっぷりと語ってくれた。
※本アンケートは、2026シリーズ開幕前に回答されたものです。
REIGNITEは、2021年1月に誕生したプロeスポーツチームだ。
『Apex Legends』では2022年のALGS世界大会を制し、『PUBG Mobile』でも国内外の大会で結果を残してきた。
eスポーツを通じて日本を世界へ発信することを掲げ、競技の枠を超えたイベントやクリエイティブの発信にも力を注いでいる。
そのeMS部門に集うのは、JEGTのトップリーグ経験を持つベテランから、全国大会で頭角を現した10代の若手まで、経歴も年齢も異なる6名。
個々が競い合いながらチーム全体を押し上げていく体制こそ、REIGNITEの持ち味といえる。
まずは、今季の陣容から確認していこう。
ゼッケン:101
エントラント名:株式会社コアテック
監督:草野 貴哉
使用車両:トヨタ GRスープラ レーシングコンセプト ’18
2025シリーズ最終順位:チャレンジリーグ 総合2位
URL:https://reignite.jp/
チームコメント:
REIGNITEは、2021年1月に誕生したプロeスポーツチームです。
私たちのミッションは、各タイトルで「世界一」の座を掴むこと、そしてeスポーツを通じて「日本の文化」を世界へ発信していくことです。
2022年に世界タイトルを獲得した情熱は、今もチームの血脈として息づいています。
私たちの挑戦は競技シーンの枠に留まりません。eスポーツを最高峰のエンターテインメントとして定義し、心を揺さぶるイベントやクリエイティブ制作にも全力を注いでいます。
世界を舞台に、日本の誇りを胸に戦う「Global Japanese esports team」として、進化を続けています。
2022年 GTWS ワールドファイナル モナコ マニュファクチャラーズカップ マクラーレン代表
2024年 全国都道府県対抗eスポーツ選手権 2024 SAGA 一般の部 福岡県代表
全国都道府県対抗eスポーツ選手権 2019・2020・2023 少年の部 大阪1位
2023年 Honda Racing eMS 2023 U-17クラス 決勝9位
2022年7月 全国都道府県対抗eスポーツ選手権 2022 TOCHIGI U-18の部 東京都代表
2018年 FIA-GT選手権 2018 ネイションズカップ アジア・オセアニア選手権 出場
2023年 全国都道府県対抗eスポーツ選手権2023 オンライン予選 東京都1位
2023 全国都道府県対抗eスポーツ選手権 U18の部 岡山県代表、中国エリア代表 本大会4位
2023 HONDA eMS GRAND FINAL U17の部 オンライン予選全国3位、本大会4位
2023 JEGT HYPER SPRINT オープン部門 準優勝
DiRT Rally 2.0 World Series 2020/2021 Rally Grand final 3位
2021 FIA GTC World Series Showdown マニュファクチャラーシリーズ プジョー代表 3位
2022 GTWS Showdown マニュファクチャラーズカップ シボレー代表 7位
チャレンジリーグは下位カテゴリという位置づけだが、GPシリーズからの降格チームや#6 ZETA DIVISIONのように精鋭を揃えたチームがひしめくレベルの高いリーグだ。
しかし、草野監督の回答からは、昇格を必然と捉えていた強い自信がうかがえた。
昇格までの道のりと今シーズンのチームについて、さっそくみていこう。
絶対に昇格するという気持ちで臨んでいたので、100%昇格できると思っていました。
予期せぬ形での昇格だったため、正直なところ私自身も含めてチーム全員が驚きました。
チャレンジリーグとGPシリーズでは、そもそものレギュレーションが異なり、戦い方も変わってきます。本番に向けて、練習の段階から多くのデータを取っていく必要があると感じています。
昨シーズンと変わらず、GRスープラを選びました。今シーズンのコースを見て決めたことに加え、昨シーズンから使用していて乗り慣れていることも大きな理由です。
REIGNITEの赤を全面的に表したデザインになっています。
メンバー全員で集まって練習することもあれば、個々で練習することもあります。大事にしていることは、、毎回きちんと時間を決めて集中して取り組むことです。また、大会の1週間前になると、毎日メンバー全員で集まって練習しています。
チーム内では、昨シーズンと変わらずしっかりコミュニケーションを取ること、そして楽しむことを第一に意識しています。
草野監督がGPシリーズ参戦にあたって掲げたのは、「まずは1勝」という目標だった。
チーム内で唯一GPシリーズを経験している岩田選手を軸に、楽しむことを第一に等身大で挑む構えだ。
チームとしてのアピールポイントやファンへのメッセージも含めて、意気込みを聞いた。
岩田選手です。メンバーのなかで唯一、近年のGPシリーズに参戦していた経験をぜひ活かしてほしいです。
まずは、グランプリシリーズでの1勝です。
メンバー全員、まじめです!(笑)
チームとして初のトップカテゴリ参戦となりますが、楽しみながら上位を目指して頑張っていきます!
草野監督の回答から浮かび上がってきたのは、楽しむことを第一に据えるチームカルチャーだった。
一方で、大会の1週間前には毎日全員で集まって走り込むという言葉からは、上を目指す闘志も同時に伝わってくる。
目標として掲げたのは、いきなりのシリーズ制覇ではなく「まずは1勝」。
トップカテゴリに参戦するチームとしては、やや控えめな印象を受けるが、強豪がひしめくGPシリーズで1勝を上げることは決して簡単ではない。
チーム全員が真剣に取り組んでいるからこそ、堅実な発言になったのだろう。
鳴り物入りで昇格を果たした#6 ZETA DIVISIONとは対照的な#101 REIGNITE。
静かなる闘志で、GPシリーズの台風の目になる可能性は十分秘めている。
初陣となった開幕2連戦は、慣れないオフラインレースということもあってか不本意な結果に終わった。
しかし、Rd.1 1pt、Rd.2 9ptと、悪いなりにも確実にポイントは獲得している。
9月13日(日)に開催される次戦Rd.3は、オンラインレースのため普段と同じ環境でレースに臨めるはずだ。
#101 REIGNITEの巻き返しを、JEGT公式YouTubeチャンネルでぜひ見守っていただきたい。
Text: 渡邉 篤