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ニュースいよいよ10月9日(月祝)に開幕する「AUTOBACS JEGT GRAND PRIX 2023 Series」。
かねてよりグランツーリスモのトッププレイヤーが参戦する本大会は、今年さらにパワーアップして過去最大の規模で開催される。
ここで、大会の概要やルール、レースフォーマットなどについて、改めておさらいしておこう。
JEGTの賞金総額は、国内eモータースポーツ史上最高額(※)の500万円となっている。
※NGM(株)調べ
トップリーグは、各ラウンドの1位~5位および総合順位の1位~5位のチームに賞金が贈呈される。
1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 合計 | |
第1戦 | ¥300,000 | ¥200,000 | ¥100,000 | ¥50,000 | ¥30,000 | ¥680,000 |
第2戦 | ¥300,000 | ¥200,000 | ¥100,000 | ¥50,000 | ¥30,000 | ¥680,000 |
第3戦 | ¥300,000 | ¥200,000 | ¥100,000 | ¥50,000 | ¥30,000 | ¥680,000 |
チーム総合順位 | ¥1,000,000 | ¥500,000 | ¥250,000 | ¥150,000 | ¥100,000 | ¥2,000,000 |
企業対抗戦は、各ラウンドの1位~3位のチームに所属するJEGT認定ドライバーに賞金が贈呈される。
1位 | 2位 | 3位 | 合計 | |
第1戦 | ¥100,000 | ¥50,000 | ¥30,000 | ¥180,000 |
第2戦 | ¥100,000 | ¥50,000 | ¥30,000 | ¥180,000 |
そして、シリーズ全体を通して最も活躍した4名の選手個人への賞金も用意されている。
最優秀賞 | 優秀賞 | 優秀賞 | 優秀賞 |
¥300,000 | ¥100,000 | ¥100,000 | ¥100,000 |
トップリーグは、2022シリーズと同じ10チームで3戦が行われる。
各チームは「4名以上」の選手を所属させることとなっており、いずれのチームにも、世界大会の入賞・優勝経験者や、全国クラスのプレイヤーが「JEGT認定ドライバー」として名を連ねている。
昨年の体制から大幅なメンバー変更を実施したチーム、基本体制はそのままに、ドラフト会議で新たに有望選手が加わったチームなど、各自で方針は様々。
各チームの情報をチェックして、注目選手・チームをあらかじめ決めておけば、観戦がさらに楽しくなる。
これまでにJEGTやグランツーリスモの公式大会で成績を残している選手はもちろん、JEGT独自の制度であるドラフト会議で加わったフレッシュな選手にも、ぜひ注目してほしい。
トップリーグのレースフォーマットは下記のとおりとなっている。
一発勝負のスーパーラップに始まり、第1戦・第2戦は2ヒート方式、第3戦はセミ耐久方式が採用されており、各チームがどのスティントに選手を充てるのかも非常に重要。
戦いはすでにレース前から始まっている。
トップリーグはヒート1とヒート2(第1戦・第2戦)、セミ耐久レース(第3戦)の成績に応じてそれぞれ下記のポイントが付与される。
※各戦のスーパーラップはポイント付与なし
順位 | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 |
ポイント | 8pt | 6pt | 4pt | 2pt | 1pt |
順位 | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 6位 | 7位 | 8位 | 9位 | 10位 |
ポイント | 25pt | 18pt | 15pt | 12pt | 10pt | 8pt | 6pt | 4pt | 2pt | 1pt |
順位 | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 6位 | 7位 | 8位 | 9位 | 10位 |
ポイント | 35pt | 25pt | 20pt | 15pt | 12pt | 9pt | 7pt | 5pt | 3pt | 1pt |
法人格を持つ企業・団体であれば業種を問わず参戦可能なカップ戦として全2戦が開催される企業対抗戦には、昨年から大幅増となる17チームが参戦。
このことからも、eモータースポーツへの注目度が年々上昇していることがうかがえる。
企業対抗戦の各チームは3名以上の選手の所属が必要となっており、加えて以下のドライバー枠が設けられている。
①社員ドライバー枠 | チームの運営企業(グループ企業含む)に10月1日時点で6か月以上勤務する役員または従業員を1名以上所属させ、各レースに1名以上出走させること |
②JEGT認定ドライバー枠 | JEGT認定ドライバー(またはそれと同様の実力・実績があると認められるドライバー)を1名以上所属させ、各レースに1名以上出走させること |
※社員ドライバーがJEGT認定ドライバーでもある場合、1名で①②の枠をいずれも満たすことができる |
このルールにより、3名すべてがJEGT認定ドライバーという構成も可能となるので、トップリーグに勝るとも劣らないチームが複数存在している。
企業の部活動の一環として、社員ドライバーを中心に構成されているチームも多くあるが、そのレベルは決して低くない。
企業対抗戦のレースフォーマットは下記のとおりとなっている。
昨年まではトップリーグと同じ2ヒート方式だったが、今年はチーム数の増加に伴いグループ予選を経ての上位決勝、下位決勝に分かれて順位が決まることとなる。
企業対抗戦にはポイントテーブルは存在せず、2戦の順位の合計数が低い順に総合順位を決定する。
2023シリーズから2024シリーズにかけて、トップリーグと企業対抗戦の入替制度が初めて導入される。
トップリーグの総合順位の下位2チームと企業対抗戦の総合順位の上位2チーム、計4チームが入替の対象となる。
入替に関する詳細は現在調整中につき、詳報は後日となるが、トップリーグの参加権利のかかる部門を超えた注目要素がまた一つ増えたことになる。
チームとしての戦略やコースと車両の相性、選手個々の実力、得手不得手、プレイスタイルなど、見るべきポイントを挙げればキリがないが、間違いなく言えるのは、eモータースポーツがリアルモータースポーツにも決して劣らない白熱した競技へと確実に昇華しているということだ。
ぜひともあなたの推しチーム、推し選手を作り、今シリーズの行方を見守ってほしい。
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