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2026 AUTOBACS JEGT グランプリシリーズ(以下GPシリーズ)に参戦する、全10チームの代表ドライバーへのアンケート企画。
今回はJEGTから少し離れて、ドライバーの素顔に迫る質問をぶつけてみた。
eMSとの関わりから今ハマっていることまで、普段はなかなか聞けない貴重な内容だ。
前編としてまとめたのは、次の5名だ。(2026シリーズRd.3終了時点順位/カッコ内は記事中の表記)
1位:#6 ZETA DIVISION/鈴木 聖弥選手(鈴木選手)
2位:#52 SCARZ/佐々木 拓眞選手(佐々木選手)
3位:#610 KOSHIDO RACING/長 和樹選手(長選手)
4位:#8 ARTA/杉守 翔平選手(杉守選手)
5位:#4 EBBRO RACING TEAM/加藤 陸選手(加藤選手)
※本アンケートは、Rd.3終了後の2026年10月上旬に回答いただいたものです。
>>上位5チームに聞いた前半戦の手応えと後半戦の目標はコチラ
前半の5問では、現在の職業やグランツーリスモを始めたきっかけ、さらには本格的にeMSに取り組み始めた転機を尋ねた。
また、5名全員が伸び悩んだ経験があると答え、今の地位に上り詰める道は決して順風満帆ではなかったようだ。
これからeMSに取り組む方にも、ぜひ参考にしていただきたい。
自動車整備士
プロゲーマー
自動車開発業務
普段は、お荷物を運んだり集めたりする仕事をしています。
学生(高専生)
父親がグランツーリスモをやっていたから。
元々中学生の頃はラジコンのプロをしていましたが、2020年のコロナ禍で世界大会が延期。そのタイミングで、グランツーリスモSPORTで遊んでみたのがきっかけです。
初めてのレースゲームは、4~5歳頃にプレイしたセガサターンのセガラリーでした。グランツーリスモは、12歳の頃に3からプレイをしています。
小学生の頃に、父が初代グランツーリスモをプレイしているのを横で見ていたのが始まりでした。いつのまにかドライバーが自分に代わり、父は横で見ているようになりました。
親や兄の影響で子供の頃から車が好きで、物心がついた時にはグランツーリスモをはじめとした色々なレースゲームで遊んでいました。
高校生の時に全国大会が開催されるようになり、その大会でいい結果を残せなかったので真剣に練習をするようになった。
グランツーリスモを始めた頃に国体タイムアタックがちょうど開催されていて、チャレンジしてみたら県予選を突破してしまいました…笑
調子乗った状態で関西ブロック代表決定戦に出場したのですが、ボコボコにされて敗退してしまい。負けてから火がついた感じです。来年は絶対優勝してやる…!と言う感じで。
前作グランツーリスモSPORTにてオンラインの成績が良く、2018年にオフラインイベントにも参加するようになりました。Logitechの世界大会に出てから、競技として取り組むようになりました。
自分は今でも遊びとして楽しんでいますが、より取り組むようになったのはグランツーリスモSPORTの頃からです。
小学5年生ぐらいからグランツーリスモ6のオンラインでドリフトをするようになり、多くのドリフトコンテストに出場させていただきました。
その中で特に仲の良かった方から、メンバーが足りないのでとあるレースに出場して欲しい、と言われ出場したのがレースを始めるようになったきっかけです。
そして高校2年生の頃に、これまでの腕試しでBRIDGESTONE TIME TRIAL U-17の部に出場。決勝大会までコマを進められた事が自信になり、本格的にeスポーツ活動をスタートしました。
自分自身を追い込み、それを継続することが出来たから
周りに助けられたと思います。僕は運が良かったなぁと。
もちろん努力もしましたが、速い人たちに囲まれて切磋琢磨できたのがモチベーションになりました。特に元々一緒のプライベートチームで走っていた同年代の彼らと、その監督には本当に感謝です。
日々の個人練習はもちろんですが、ライバル達と一緒に練習したことで今のレベルが高いのか低いのかを知れたのは大きいです。結果的に周りとのレベル差をある程度の範囲で維持して、これまで走ってこれたと思います。
長く続けているからだと思います。
自分の場合は、とにかく出会いに恵まれていると思います。
レース出場のきっかけをくれたドリフト仲間、秋田県のGTプレイヤー達のコミュニティと多くの人との出会いでここまでこれました。
なかでも特にTeam desiLab.eMSで監督を務めていらっしゃる奥山さんは、本当に私の走りを変えてくれたと思っています。当時伸び悩みはじめていた私の走りを目の前で見ていただいた際に、自分が全く思いもよらなかった着眼点から自分の長所を見抜いていただき、その後のレースで自分の武器として活かせるようになりました。
伸び悩んだことは、何度もありました。多くの時間を費やしながら何が原因かを追求して、自分の考えが正しいかを走って確認することを繰り返していました。
めちゃくちゃありました!トッププレイヤーから1秒落ちとかザラで…。もうひたすらその人の走りを研究して、真似しての繰り返しで練習してましたね。あとは、他の人を交えて一緒に研究してみたりとか。
2023〜2024年は本当に乗れていなくて、引退するかもと周りに伝えてました。ただ、昔の走りを捨てて、その時々に応じた走り方を探して速さを取り戻せました。
具体的には今まで悪とされてた事でもトライして、良い部分を探していく作業になります。例えばブレーキ踏みながらハンドル切る、舵角を今までの倍入れてみる等ですかね。
現在進行形で伸び悩んでおります。むしろ、克服する方法を誰か教えて欲しいくらいです。
今も、常に伸び悩んでいます。笑
今でも克服の糸口を模索している最中ですが、初心者や中級者の方へ向けてアドバイスするのであれば、とにかくトップドライバーのリプレイを参考に、ブレーキの踏み方、離し方、アクセルの踏み方、ギアの使い方、ライン取りなど、自分と違うところをとにかく探して、真似してみることですね。
また、機会があれば速い方に直接走りを見てもらえると、自分と違った視点から色々なことを教えてもらえることもあります。
後半の4問は、eMS以外で時間を使っていることを尋ねる質問から始まる。
答えは5名とも重ならず、なかには集中力のトレーニングを兼ねているという趣味もあった。
将来の目標では、世界の舞台を見据える選手がいる一方で、自身の引退や後進への思いに触れた回答も寄せられている。
タイムや順位には表れない、選手それぞれの個性を感じ取ってほしい。
身体のケア(仕事や練習で支障が出ないようにするため)
ダーツをめちゃくちゃやってます!!
集中力のトレーニングにもなりますし、やっぱり負けず嫌いはハマると思います!
目指せプロレベル!
料理です!!
ほぼ毎日3食作ってますが、色々こり始めてます
たまーーーにSNSで画像上げてるので見てください笑
ここ数年は、家族サービスに一番時間を使ってます。
ハマっていることは過去のグランツーリスモ作品を数十年ぶりに始めたことですね。
グランツーリスモ外だと、今年に入ってからVTuberさんや配信者さんの配信を見ることにハマっていたり、旅行も好きで今年は香川県にうどんを食べに行ったりしました。笑
グランツーリスモでは、昔からリバリー作りが好きなんです。最近では、デカールの制作についても勉強をして少しずつ作っています!
メンタルと集中力!
レース中でもそれ以外でも周りの人との意思疎通が大事だと感じてます。
自分の意思は押し付けず相手の意思を汲み取るというのは、レースで良い流れを作るためにも必要な部分です。
車の動きを、客観的に見られるようになりました。
また、人に教える際も言葉で表現することが上手くなった・・・気がします。
チーム内でのコミュニケーションが大事な競技なので、そういった能力は養われていっていると思います。
世界大会で優勝すること。JEGTでチャンピオンを取ること。
将来は、引退する時に惜しまれるような選手になりたいと思ってます!その為にたくさん結果も出して、SNSなどの個人的活動も全力で頑張ります!!
色んな人にコーチング出来る人になりたいですね。選手として長くはないので、自分の持ってる経験や技術をどんどん後進に伝えて、より国内レースのレベルが上がったらいいなと思っています。
ARTAでJEGTチャンピオンになってから引退したいですね。
一先ずの目標は、グランツーリスモワールドシリーズ出場です。
ここ2年間代表を逃しているので、来年こそは出場できればと思っています。
また、将来的にはどんどん活動の幅を広げて、色んな方に目標にしてもらえるような選手になりたいと思っています。
ベテランというか年をとってきたので優しくしてください….
あ、でも杉守選手の方が年上だから言い訳にはならないか….
おじさんプレイヤー頑張ってるので応援してください🙇♀️
人との出会いを強調した加藤 陸選手(#4 EBBRO RACING TEAM)(右から2番目)
トップドライバー5名の言葉の端々で共通していたのは、人との出会いだった。
eスポーツというととかく一人での取り組みに思われがちだが、他のスポーツや仕事と同様に、成長させてくれる人との出会いが重要だということだろう。
JEGTの公式シリーズ戦は、5人が参加するグランプリシリーズをはじめ、すべてがチーム対抗戦という形式だ。
大切にしてきた「人」との関わりあい、つまりチームワークが勝敗に直結する。
JEGTグランプリシリーズの次戦は、よりチームワークが求められるオフライン大会だ。
2026年11月28日(土)・29日(日)、神戸ファッションマートでのオフライン戦では、ぜひ会場でチーム内のコミュニケーションにも注目してご覧いただきたい。
入場は無料なので、応援したい選手ができた方はぜひ会場を訪れてほしい。
なお、会場に足を運べない方は、JEGT公式YouTubeチャンネルの配信でも楽しめる。
Text:渡邉 篤
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