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#135 Yamaha esports Boostersの開幕勝利から1夜明けた8月16日、JEGT企業対抗戦は連戦という形でRd.2を迎えた。
そして、この日注目を集めたのは、昨日のRd.1ではなかなか思うような成績が残せなかった#61 SUBARU e-Motorsport TEAM。
開幕戦では随所に良い走りを見せていたものの結果につながらなかったが、2戦目で見事に立て直して勝利を掴んだ。
東京オートサロンでのオフライン戦出場権の行方を左右する、企業対抗戦Rd.2の模様を詳しく振り返ってみよう。

企業対抗戦は全4戦のため、Rd.2を終えてちょうど折り返しというところ。
しかし、企業対抗戦参加チームには、シリーズチャンピオンの前に大きな目標がある。
最終戦の東京オートサロン出場権の与えられる、上位10チームに入ることだ。
Rd.3終了時点のシリーズランキングで決定するため、Rd.2の結果が重要になってくる。
Rd.2の見どころを、レギュレーションとともにまずは紹介しよう。
連戦の難しさは、昨年、今年と連戦で開幕したグランプリシリーズの結果をみてもよくわかる。
勝利チームが1戦目と2戦目で異なるだけでなく、順位も大きく入れ替わった。
勝利のために選手をそろえているトップカテゴリーでさえ対応が難しい連戦に、社員ドライバーが中心の企業対抗戦参加チームがどう対応してくるかは見どころの一つだ。
とくにオフライン開催となるRd.4進出に向けて落とせない一戦だけに、勝利が叶わずともポイントは着実に積み上げておきたいところ。
優勝争い以外の部分にも、ぜひ注目していただきたい。
Rd.1での獲得ポイントをふまえて、Rd.2をみるとさらに面白さが増すだろう。
| 使用コース | ドラゴントレール・ガーデンズ(Race1) /ドラゴントレイル・シーサイド(Race2) |
| 使用マシン | Gr.3 |
| 周回数 | 3周(Race1)/7周(Race2) |
| 使用タイヤ | レーシングソフト(Race1)/レーシングハード(Race2) |
| タイヤ消耗倍率 | 1倍(Race1)/10倍(Race2) |
| 燃料消費倍率 | 1倍 |
予選スーパーラップで惜しくも2番手タイムだった#61 SUBARU e-Motorsport TEAMだが、レースでは2セッションとも素晴らしいスタートをみせてペースを握った。
一方で、開幕戦を勝利で飾った#135 Yamaha esports Boostersは2戦続けてポールポジションを獲得したが勝利につなげられず、連戦の難しさが出た一戦となった。
シリーズランキングトップに躍り出た#55 MAZDA E&T METeoRACING チームAの活躍も含めて、Rd.2のポイントをお伝えしよう。
盛り上がったレース全体は、ぜひJEGT公式YouTubeチャンネルのアーカイブでご覧いただきたい。
予選スーパーラップは、Rd.1、Rd.2ともに開幕戦開催前に行われた。
グループAでは、#18 IBARAKI TOYOPET e-NEの島地 虹成選手が1分38秒964をマークしてポールポジションを獲得。
約0.5秒差の山本 歩翔選手(#61 SUBARU e-Motorsport TEAM)が2番手に続いた。
グループBでは、平井 睦輝選手(#135 Yamaha esports Boosters)が1分38秒927をマーク。
両グループを通じての最速タイムで、Rd.1に続く2戦連続のポールポジションを決める。
2番手には、ディフェンディングチャンピオンの#25 MIE TOYOPET CLUB TEAM BTF SPIRIT、堀 秀任選手が続いた。
わずか3周というハイパースプリントに次ぐ短期決戦で争われたRace 1。
グループAは、ポールスタートの宮本 裕太選手(#18 IBARAKI TOYOPET e-NE)と、2番グリッドの廣田 響生選手(#61 SUBARU e-Motorsport TEAM)の争いで幕を開けた。
廣田選手がオープニングラップのヘアピンで並走に持ち込み、粘り切って前に出る。
練習走行で好タイムを出していた廣田選手が、そのまま順位を守ってトップフィニッシュ。
2位には表寺 勇選手(#350 BBS e-Motorsports)、3位には後方から順位を上げた川村 壮人選手(#33 NTT DOCOMO BUSINESS ENGINEERING)が入った。
一方、グループBを制したのは岡田 琥博選手(#25 MIE TOYOPET CLUB TEAM BTF SPIRIT)。
Rd.1のRace1に続いて、しっかりと責任を果たした。
2位は橋本 理(#746 WEINS CLUB TEAM TaG)、3位は上岡 一博’(#66 SG-eSPORTS)。
Race 2は、舞台をドラゴントレール・シーサイドに変えて、7周のスプリントレース。
グループAは、Race1同様にオープニングラップで勝負が決まった。
2番グリッドスタートの伊藤 龍志選手(#61 SUBARU e-Motorsport TEAM)が、スタート直後の1コーナー飛び込みで、栗原 翼(#18 IBARAKI TOYOPET e-NE)からトップを奪い取る。
他チームよりかなり速いペースでラップを重ねた伊藤選手は後続をまっく寄せ付けず、そのままトップチェッカーを受けた。
2位は栗原 翼選手(#18 IBARAKI TOYOPET e-NE)、3位は淺邉 颯介選手(#56 MAZDA E&T METeoRACING チームB)。
グループBは、福島 涼太選手(#55 MAZDA E&T METeoRACING チームA)が、4番手スタートから混戦を抜け出して勝利。
Rd.2の優勝こそ逃したものの、この勝利で得たポイントでシリーズランキングトップに躍り出た。
2位は千原 勇人選手(#25 MIE TOYOPET CLUB TEAM BTF SPIRIT)、3位は長谷川 葉月選手(#746 WEINS CLUB TEAM TaG)。
開幕戦ではポイントを取りきれなかった感のあった#61 SUBARU e-Motorsport TEAMだが、Rd.2では見事なレース運びで勝利をおさめた。
Rd.1終了時点では東京オートサロン出場圏外の11番手に沈んでいたポイントランキングは、2番手まで浮上。
東京オートサロン出場どころか、シリーズチャンピオンの可能性も出てきた。
前日の失敗を引きずらずに2戦目を勝ち切った点に、地力の高まりがうかがえる。
レース後に伊藤選手が「すべては1周目」と語ったように、立ち上がりに狙いを定めていたようだ。
一方、シリーズランキングトップに立ったのは、#55 MAZDA E&T METeoRACING チームA。
2線続けて勝利こそ逃したものの、着実にポイントを積み重ねて地力の強さをみせている。
企業対抗戦は、次戦Rd.3で東京オートサロンでのRd.FINAL出場チームが決まる。
まずは、どのチームが最終戦に進出するのか、2026年9月12日(土)のRd.3をJEGT公式YouTubeチャンネルで見届けていただきたい。
Text:渡邉 篤
■ 【レースレポート】企業対抗戦 Rd.1|昨年下位からの逆襲!#135 Yamaha esports Boostersが開幕勝利